熱き思いを桜島に誓う

年末に、幹部の人間4人で錦江湾に行きました。

皆の目的は釣り(高野本部長は釣りキチで、空手の数倍の情熱がある)ですが私は

今年(令和2年)はいろいろと我慢を強いられ、思いの半分も行動ができずに過ぎた

1年でしたので、来年にかける思いと、自分の中の空手道に対する情熱を、故郷の

鹿児島の桜島に誓いを立てたいと思い、年末の早朝に釣り船で、錦江湾に出ました。

幸いにして、天気には恵まれたので最高の桜島が見れました、令和3年に希望が持てる

朝になりました。

「わが胸の燃ゆる思いにくらぶれば 煙はうすし桜島山」

令和3年の節分(豆まき)

新型コロナウイルスが世の中を乱して約1年になります。まだ、安心できる生活に

戻っているわけではありませんが、昔から日本に根付いている、節分の行事の一つ

豆まきを各支部道場で行いました。

節分の豆まきの言い伝えでも、昔(平安時代)に起こった、疫病などを鬼という形に

変えて、邪気、悪鬼などの退散を祈願して行われたと言われています。

そう考えると今の時代にこそ、必要な行事かなと思いました、確かに今の状況の中で

は控えた方が良いのでは、というような考えもありますが、武道をやっている者とし

何もかも怖がるのではなく、何かが起こった時にでも、どれだけの我慢、忍耐ができ

るか‼この心構えを持つことも大切な武道者としての精神の持ち方と考えます。

もちろん、考えられるだけのリスクに対しての対応をとることは当然です。

今は、子供たちも大変ですが、保護者の方々も大変な思いをされておられる方も多い

と思いますので、皆さんの気持ちを元気にすることも念じて、今回は行いました。

各支部道場、それぞれに工夫した豆まきになっています。腹の出ている鬼がいるのが少し気に

なりますが、この勢いに鬼(邪気)も退散して、いい年になっていくと信じます❕

 

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昇級昇段審査会

11月21日に昇級昇段審査会を行いました。本来は10月に行いますが、今年は

新型コロナウイルスの影響で、すべての予定が中止または延期などの変更を余儀なくされました。

途中に自粛の要請などがあり、満足のいく稽古も出来ていないので心配でしたが、皆モチベーション

を切らすことなく、自主的な稽古などもしていたようで、思ったほどの影響は出ませんでした。

少年部から、一般の部まで今の実力を存分に発揮できたのではないかと思います。

最初に、筆記試験ですが、今回は試験ではなく「空手道の歴史・発祥」などについて説明を

しました、空手道について技術は身についても、その歴史やルーツなどの知識も大切と思います。

なるだけ、私見を入れずに、客観的に事実を話しましたが、保育園・小学生たちにはどこまで

伝わったかは疑問ですが、繰り返し教えていこうと思います。

今年は、辛抱と我慢の年であったのですが、その中でも頑張って稽古をした生徒たちが、元気

に技・気合い、を出してくれて、来年に向けてのパワーを指導者たちももらったようです。

今を見つめて安全に稽古をして、来年への目標を立てて、その目標に進んでもらいたいです。

 

キックボクシングに挑戦

道場生の、中原君と児玉君がキックもやりたいとの申し出があったので、先週の金曜日

に、正道会館・宮崎県支部(大矢支部長)にお願いをしまして、体験という形で、練習

に参加をさせて頂きました。硬式空手道が顔面への攻撃(メンフォー・防具を付けてい

ます)がありますので、他の道場では、硬式空手道とキックをやっているところも多い

のですが、士学館では、本人の意思がないことに対して、強制的な事ではやらせたくは

ありませんので今迄、硬式空手道とフルコンタクト空手道をやってきました。

今回、2名の道場生が挑戦したいということですので、取り組みをしていきたいと思い

ました。まずは、現在(タイガージム)という形でキックにも取り組んでおられる、

正道会館の大矢支部長にお願いをして練習をさせて頂きました。

まずは、石井館長に挨拶をさせて頂きました❓

約1年前から、ボクシングがやりたいと言ってきて、先に大矢支部長のお世話になっている

今村君も来て、彼の練習も見ることができました。

士学館の精神でもあります、「挑戦」する心を持って、これからも頑張ってほしいと思います。

やるからには、中途半端なことはせずに、納得のいくところまでやり抜いてほしいものです。

キックをやることで、空手道にも生かせること(特に硬式空手道には)が多々あると思います

ので、空手道の精神を持って頑張っていこう!

 

 

神の地での朝稽古&神社参り

10月の休みの日に、私の思い付きで弟子の人たちと3人で神様が鎮座する高千穂に稽古を

しに行きました。本来は、私が神社・仏閣をめぐるのが好きなので、行きたくなっただけと

も言えますが、うまくいけば雲海も見れるかもと思い、朝の5時に出ましたが、まだ時期的

に早かったようでした。シーズンになればこの、国見ケ丘は観光客でいっぱいになるような

ところです。前回私が今年の2月(コロナの前)に来た時には、6時ぐらいにつきましたが

観光バスなどが止まっていて、外国の人たちでいっぱいでした。

今回は、少なく迷惑にならないように早朝に1時間ほど新鮮な特別な空気を感じながら稽古

をしました。

何度となく高千穂・日之影には行きましたが、日本最南端のスキー場に行ったことがなかった

ので、帰りに足を延ばしてみました。

当然ながら、雪も人もいなかったです。

野外稽古(朝稽古)

「新型コロナウイルス」の影響が強くなってきた頃から、毎週日曜の朝(チャレンジクラス)

でやっていた稽古を、全体の生徒にも参加を促して土曜日と日曜日の朝にやるようにしました。

それでも、かなりの感染者が出たときや、クラスターなどが発生した場合は中止にしたりと、

かなり、流動的な稽古になりました。また、チャレンジクラスだけの頃は10数名でしたし、

外気の温度もそれほどではなかったので、各公園でやっていましたが、感染者が増えると、地

域によっては、使えないところや、人数が30名~50名近くになったりすると、許可を取ら

なくてはならないということに気づきました。迷惑にならないようにと、熱中症対策もあり、

7時30分からの稽古にしてはいましたが、色々と勉強になりました。

春から夏、その夏ももうすぐ終りを告げて秋になろうとしています(暦の上では秋)皆、本当に

色々な場所で頑張ってくれました。まだまだ終わりではありませんが、少なくても、もうすぐ

猛暑からは解放されるのではないかと思います。

今年のおかげで、稽古ができる環境の公園(野外施設)を絞り込むことができました、季節にも

因りますが、熱さを防ぎながらの場所、広くトレーニングができる場所、大きな声を出してもそこ

そこ大丈夫な所、駐車場があり、安価で済むところなど、条件を上げればきりがありませんが、皆

さん(父母会の方々を含め)の協力もあり、貴重な経験をすることができました。

空手道は、場所・時を選ばずにできる武道ですが、このような状況の中では、朝少し早いのは、

大変ですが、大人も子供も自然豊かな場所で、新鮮な空気や太陽を浴びながらの稽古は、精神的に

もいいと感じさせられました。これから通常の稽古が出来るようになってくるとは思いますが(以前

と同じようにはいきませんが)朝稽古は続けていきます。自由参加が基本です。

私は、基本、海が好きですので、猛暑であろうともビーチで一人稽古はします。

南国宮崎は外での稽古をするには、非常にいい環境の所だと自負しております。

誕生日のお祝い(還暦)

今年で、世の中でいう還暦というものになりました。知り合いや友人からおめでとうとか、

とうとう還暦だな・などと言われますが本人からしてみれば、年老いた笑顔満点の人が、還暦

なのだと思ってきましたので、人には、お迄等ございますなどと言ってきましたが、自分の事

となると、本当にその実感も覚悟も何もありません。まだまだすべてこなしていますので、体力

的にも、精神的にも元気です。人格的にも穏やかな、いい人になるはずが、まだまだ修行不足の

ようで、好々爺には程遠いのが現実です。

正道会館宮崎支部長の大矢先生がわざわざ私の為にバースデーと還暦祝いの準備をうちの幹部道場生達と話をしてしてくれていたのですが、新型コロナウイルス」の影響でしょうがなくテレワーク(❓)のようなものになりましたが本当にうれしかったし、心からの感謝です。

新型コロナウイルス」の影響で、中央支部・神宮道場(押川支部長)が代表して、全道場生及び父母会の皆さんからの、お祝いの記念品などを贈っていただきました。最初にもうした通りに、還暦としての実感は本人としてはありませんが、周りの皆さんたちからいろいろなサプライズをしてもらえると、空手道をやっていてこその事ですので、やっていてよかったなと思える瞬間でもありました。これからも、年齢とは反比例した日々を送っていこうと思います。皆さん本当にありがとうございました。

昇級審査会

今年は「新型コロナウイルス」の影響で6月に一般部の昇級昇段審査会を行い、7月に

少年部の昇級・昇段審査会を行いました。

筆記試験からのスタートです。形や組み手などの実技だけではなく、空手道を語れるように

なってほしいために、空手道の歴史・心構え・武道としての考え方などを中心に行っています。

README

今年の昇級・昇段審査会の夏は終わりました。なかなか思う様に稽古ができない中でしたが、皆さん精一杯の元気でやり切りました。密にならないように気を配りながら、また、距離をとってマスクを外させるなど、コロナ対策だけではなく、熱中症対策もしながらの進行で、こちらの方も初めての経験する事が多い審査会でした。このような時ではありますが、空手道は一人でも場所も関係なくできる武道ですので、今の流れに流されることのないように、安全を確保して、自分の稽古はやってほしいと思います。結果は各支部道場での私になると思います。これからもしばらくは今まで通りの稽古はできないかもですが、出来る時にやりますので、変則的になるかもしれませんが頑張ってください。

「NETCHU」 宮崎部活動応援

「NETCHU みやざき部活動応援フォトマガジン」に昨年11月に「第一回全アジア空手道選手県大会」

で優勝をした、中原優芯君が掲載されました。

取材には、何ヶ月か前に来ていただいておりましたが、「新型コロナウイルス」の影響で、発刊が伸び

ていたそうです。しかし、まだまだ油断ができない状況の中、生活の変化とともに、部活動などの活動

の仕方も今までと同じではなく、考えた活動を余儀なくされている現在、私達の空手道も、(本質的な

事は変えずに、より安全に注意し、考えた指導)変化をしていかなければなりません。

空手道は、「武道の本質は、人と争うことではなく、護身術であり・自己鍛錬」でありますが、若い時

には自分の力や能力を試したくもなるし、目標にもなりますので、大会なども重要な事だと思っています。

今の現状は、空手道に限らずどの競技においても、大きな大会等は中止または、延期になっておりますので

そおゆう中で、このようなことが掲載されることは、道場生達や父母の方々においても、モチベーションが

上がるのではないかと思います。状況が変化をしても、自分の空手道はぶれないで皆さん稽古に頑張ってほ

しいです。

私も一応写っていますが、虫眼鏡で見て下さい、わき役はそんなものです。

皆さん、主役になれるように頑張ろう!

 

幹部昇段審査会

6月には毎年、昇級昇段審査会を行っていますが、今年は「新型コロナウイルス」の影響で、スポーツ少年団

等の意向に沿って、稽古をしばらく自粛をしていましたので、今年に限り、7月に延期をしました。

但し、このような時だったので、普段集まりにくい幹部を、ある程度落ち着いた頃から、週1回のペースで、

密にならないように、気を付けて行っていましたので、幹部に限定しての昇段審査を行いました。

筆記試験から始まり、基本、移動、形、コンビネーション、組み手と進んでいきました。

筆記試験の段階で、考えることをあきらめる者もいましたが、解答をそれぞれで行わせ、解説も行いましたので、

いい勉強会にもなりました。

組み手では、年齢的な問題もあり、2名ほど途中棄権となりました。

組み手の審査の際に、対面での審判の稽古も行いましたので、それなりに緊張感もあり、審判んの稽古にもなったと

思います。全体的に稽古不測の感は否めませんが、このご時世ですので、ある程度は考慮しなければなりませんでし

た。ここを新たなスタートとして、今年の後半を皆頑張ってほしいところです。