最近、神宮道場に新しい仲間が増えています。
一番嬉しいのは、年代の幅が広がってきていることと、親子で入門をする人達が増えた来ている事です。
よく、子供に礼儀や気持の強さをつけさせていから、と言われて入門する子供達は多いし確かに今の時代
世界が近くなった現在では特に、日本人としての伝統や、文化そして精神を学んで欲しいと常に私は思って
います。日々の稽古でも、技を早く覚えて大会などに出る事も大切だとは思いますが、スポーツではなく
武道としての空手道であれば、人と競う前に自分と向き合って勝たなければいけないと思い、私は指導
しているつもりです、一過性の情熱や努力はできても、生涯を通じて共有することが多互いの関係をより
強く深いものにすると思います。私の持論ですが、スポーツと武道の違いは、練習と稽古との違いだと思
います。練習は技や技術を向上するため、稽古は技や技術を学ぶことで心構えや、人に対する思いを一
緒に学ぶものと考えます。それゆえに親子で同じことを学ぶ、そして同じ苦しさ、嬉しさを稽古を続けていく
ことで、お互いがさらに理解し合えると思います。親子だけではなく人とのつながりについても同じ事で、
先輩が後輩の面倒をみる、同じ仲間で競い合い、励ましあう、そう友ことが人に対する思いやりや、
心配りに繋がっていき生涯の友や先輩後輩に繋がっていくと思おいます。私自身20年から40年来の
友や先輩たちがいますのでここについては自信を持って申し上げれます。最近親子で入ってくる方が
増えています其の事が私にとってはとても嬉しく、せっかく始めたのだから、親子で切磋琢磨して続け
て行ってほしいと思います。