熊本に皆さんの気持ちを届けました。

10日前に熊本で地震があり大きな被害が出ました。

九州硬式空手道連盟の先生たちもその被害に遭われた人達がいまして

連絡を取ったところ皆さんは無事との事でしたが、家は倒壊した方や

兄弟をなくされた方などがいらっしゃり私たちにできる事を考えとりあえず

今必要なものを聞きできるだけ詰め込んでもっていきました。

朝の7時前には福岡から熊本に向かったのですが、高速に乗ると支援物資を積んだトラックやライトバン

、警察の応援に向かっているバスやおそらくボランティアに行かれる人達の車で混雑をしていました。

途中から下道しコンビニによったのですが、いつもの雰囲気とは違いまず、飲料水を置いてある棚がすべ

てからになっていて、支援に行かれる人向けにおにぎりをパックにしたものが大量に売っていました。

そして店員さんの声がありがとうございますから、行ってらっしゃいにかわっていました。

私達は先生たちに直接渡したかったので近くの道の駅のようなところの駐車場で待ち合わせをしました。

そこえ向かう途中倒壊した家や、ブルーシートで覆っている家、自衛隊の人たちが中継点にして入る公園

などが目に入るようになりニュースで見るのとは違うものに見え空気を感じました。

先生が来られて状況を聞いてみると、まだまだ大変で避難所も一部の所は比較的よくはなっているらしい

のですが、行政の方々が把握していない避難所などは物資も水も足りなくて、しっかりとした体育館などは

夜は子どもたちやお年寄りの人たちを優先して、自分たちは車の中で寝泊まりをしているとの事でした。

一番は落ち着けるところを早く何とかしてほしい、そうでなければ次のことが考えられないので皆気力も体力

もなくなり悲観的になってしまうとの事です、まだまだいろんな話を短時間の中で話をしておられましたが、

私も宮崎で思っていること感じていることと現地で被災された方に話を聞くのではかなりのギャップを感じまし

た。一番大切な事はまずは生きるためのタイムリーな供給、そして希望が持てる環境を作ることこれが私が一番

感じたことです。今は生きるための活動の支援であったりですが、これからは生き抜く力をつけるための環境を

造り次への道筋を造らなければ絶望感でつぶされてしまう人達が増えるのではないかと強く感じました。

ただ先生の口から少し皆さんが落ち着いてきたら、空手の子どもたちなどを集めて体操から初めて、ほかの方方も

参加をしてもらえるような事をしたいと言っておられたので私も次に来るときはミットなども持ってきますと約束

しました。本格的な空手ではなくて体を動かすことによって人の気持ちを元気にしていく、そんな事を考えている

先生に感動しました。人は何か一つ自分に自信のあるものがあれば、どんな状況でも強く生きられるなと改めて教

わった気がしてうれしくなりました。士学館の父母会(育成会)を中心に今まだ義援金等をお父さん、お母さんた

ちが動いてくださり集めている最中の第一陣でしたが被災をされた方々はまだまだこれから大変でしょうが、私も

皆さんの力を借りてできるだけのサポートはさせて頂きたいと思いました。今回行った事で私たちに何ができるのか

すこし見えてきましたつもりなので今度は連盟でも協力をしてもらい活動の輪を広げたいと思いますのでよろしくお

願します。また今回の短い時間の中で動いていただきましたご父兄の方、道場生の人達に感謝申し上げます。