秋の風

朝夕の風が涼しくなり、心にしみる季節になりました。

その風に吹かれていつものごとく、いつもの公園で朝練をしていた時に

いつもその公園でゲートボールをしている方々の一人のおばあちゃんが

私に声をかけてきて、兄ちゃん(お年寄りの女性の方は何故か兄ちゃん

と呼ぶ人が多い、私は50代のなのだが)それをしていると「腹がへっこ

むね」と言われて、ちょうど私が腹筋をしていた時だったのですが、私は

目的によっても異なるけど、腹筋の運動だけじゃなかなかですね、と答え

ると、「私もテレビショッピングで腹に巻いておけば腹が引っ込むと言う

奴を買って巻いてるけど、かえって腹が出たような気がすっとよね、なん

でじゃろか」と言われて私としてもうまく答えようがなく、とりあえず、

「人間はやはり多少きつい思いもしないと、楽してはうまくいかんですわ」

と答えると「そうじゃねあんたをみちょったらそう思うは、いつもあんたを

みちょちゃけどあんたがやっちょることは金がかからんからいいわ、じゃか

い今度教えない」と言われて、うれしくない事はないが、素直に喜べない自

分がいましたがそのばあちゃんとそのような話を10分ぐらいして新しいガ

―ルフレンドができました、少し話が長く強引なばあちゃんですが結構気が

あいました。話をしていて思ったのが、この年齢でも自分のスタイルなどを

気にして、前向きにとらえて行動をしている人だ、女性が長生きをするのは

いくつになっても自分をあきらめないところかもしれないなと、余談ですが

日常の時間を健康のためなどでスポーツに使っている女性は、宮崎の女性が

日本で一番という事です。このおばあちゃんとの交友がこの秋の私のスター

トです。