沖縄正統空手道遠山流道心館 石田健親先生 空手道50年 書道40年祝賀記念演武会

石田先生の記念演武祝賀会が11月6日に福岡県田川で行われました。

私も招待を受けていましたので湯浅師範代と出席しました。

アメリカ、オーストラリアから来ている高弟の方々による方の演武、空手道に対する情熱を感じました。

瓦15枚を掌底と手刀で見事に割られました、金属バットおり(曲げる)もやられました、金属バット

を曲げる試割は久しぶりに見ました。

遠山流で広島県から来ている範士の方のヌンチャクの演武は素晴らしかったです、なかなかあそこまで

やられる方は少ないと思います。サイの演武もありまして締めくくりに石田先生の鎌の演武でしたが、

大変みごとな演武でした。

昔どこかの演武会で鎌を使った演武で鎌が背中に刺さったのを思い出し、心配をしましたがみごとに

演じられました。古武道の演武も見せて頂き大変感動をしました。

 

また、石田先生は書道の方も40年やっておられて本当の昔の武人を見ました。

石田先生とは沖縄で知り合ったのですが、50年空手道をやって来られていまだに稽古もされていて、

非常にやさしい方なのですが、私が70歳になられていまだに現役でやっておられるのはすごいですね

と話しましたら、「空手が好きだからね」とおっしゃられました、この一言に先生の空手道に対する姿勢

と生きざまを感じました。私もこのような先輩方を見習い精進をしていきたいと思いました。

「番外編」

私が動けばそこに必ずネタができる、身内に受けるエピソードです。

まず、湯浅師範代が最近車を買い替えたので其の試乗も兼ねて君の車で行こうと言いまして、彼も特別

な反応はしなかったのですが、行きに余分に時間を見ていたのですが、高速道路を70㌔~80㌔で走

りまして私は隣で寝ていまして(昨晩延岡で夜中まで飲んでいましたので)目が覚めたら、4時間経っ

ているのにまだ福岡にもついてなく、開始まであと30分しかないのに路線バスより遅く走られて、見

事に遅刻をしました。時間や約束より自分の利益を追求する奴だと再認識しました。

会場では立食式のパーティーだったのですが、よくあるパターンでバイキングのように料理が並んでおり

歓談になったのですが、料理に手を付けないので、どうしたと聞きましたところこの料理の代金はどこで

いくら払うのでしょうか、と聞いてきたので最初は私も意味が分からなかったのですが、料理に手を付け

れば料金が発生すると思っていたらしく、受付でお前の分も出してあるというとすごい勢いで食べ始めて

私が見ている限り演武の時も挨拶の時もずっと食べていました、西君を思い出しました。

彼のいつもの食にかけるエンゲル係数が見えました。来月の忘年会では彼が食べているときには誰も話か

気ないようにしてやってください。金井先生簡単なマナーをご指導してやるように、笑いを通り越して晩秋

の風が私の心に吹きすぎていきました。