霧島のきれいな空気の中、雨が少し降っていましたが高野君、松本君、西君、の
4人で早朝の稽古を行いました。3人部屋で私だけがほかの先生との部屋割りだった
のですが過去の経験上彼らだけにしておくと朝が時間がかかるし、私と同室の先生が
朝5時から起こされては迷惑だと思い、彼らの部屋に私の布団を西君に運ばせて4人
で寝ました。私は最初の親睦会で部屋に帰って寝ましたが、彼らは2次会に行き何時
に帰って来たのかはわかりませんでしたが、3時ぐらいに彼らのいびきの三重奏で目
が覚めました。
朝になると予想通りに、高野君が大雨が降っていますと言いだしました。
外はまだうす暗かったのですが、下に流れている川の音を大雨と偽り中止にしようと
企んでいたようです。確かに小雨は降っていましたがその言葉に触発されて雨だろう
が槍が降ろうが決行することにしました。
高野君は去年少し病気をしたので、歩いてくるように指示をし私たちは
ランニングで下のキャンプ場に行きそれなりのトレーニングをして帰るころに彼がや
ってきてネガティブな発言を繰り返しうるさいので少しお仕置きをして脳のスイッチ
を切り替えてやりました。帰りに大股で歩くように言って歩かせたところ、動悸がす
る、足が動かないなどの言葉で西君をだまし、彼に背負わせてホテルに帰りました。
朝食は何事もなかったの如くにお代わりをしていました。西君は朝運動をしたせいか
日頃の食生活が悲惨なのかここぞとばかりにバイキングの朝食をすべてを大盛り、爆
盛にし周囲の目をくぎづけにしていました。彼らはこれから今まで以上にこころの修
業をさせなくては、このままでは迷惑なわがままな爺さんになるので指導員の人は先
輩の為だと思い厳しく当たるように。