年末の挨拶回りに県北を廻って美郷町に行き、エイサーの柳田さんの所へ
行こうと走らせていた時に「うなま地蔵」の看板が目に入り、今年「うな
ま地蔵祭り」には来ましたが、うなま地蔵さんにはお参りをしていなかっ
たのでよらせてもらう事にしました。
この建物が下界で、駐車場やお土産屋さん(美郷町の名産品を売っている)があり、下から見
た限りでは上の門の先に本殿というか、お寺があるのかと思い一気に駆け上ろうとしましたが
次から次に階段が表れて酸欠になりそうになったので休みました。
昇ってみると、上は広くて稽古をするには最適だなと感じました、色々とみているとこの寺
は奈良時代に活躍をした「行基」さんのゆかりの寺ということがわかりました。私の記憶だ
と、大分の耶馬渓の方面にも階段を上ったところにゆかりの寺があったような気がします。
行基さんはいろいろなところに無料の休息所のようなものや寺などを何か所も作っている人
だったというようなことは知っていましたが、宮崎のこのようなところ(その当時交通手段
なかったのにという意味です)まで来られて布教をされていたのかと思い、灌漑深いものが
あります。階段は365段1年をの日数の数になっており、一段一段かみしめて昇るのが正
解のようです。50段ごとに人生訓のようなものが書いてあります。
来年は士学館の人たちを連れてきて昇らせたいと思います。