沖縄稽古・全沖縄空手道連盟演武会

令和2年になり初めての沖縄での稽古に行きました。今年で10年目になります。そんなに時間が経ったとは思えなく、またその時間に対しての稽古の成果が足りない事を痛感しています、一生修業という言葉が心に響いてきます。今回は「第27回全沖縄空手道連盟・空手・古武道演武大会」が開催されるので楽しみにしていきました。

今回も、沖縄空手道 剛柔流 琉翔館(瀬名波先生)と沖縄伝統古武道 文武館(仲本先生)で午前、午後で稽古をさせて頂きました。いつも感じますが、皆さん沖縄の武道に対しての向き合い方が前向きで、歴史も踏まえて文化としてもとらえておられるので、稽古の時の空気が違うと感じています。ただ、沖縄での新聞を読んでいて気になった記事がありました。世界の空手道の愛好者は1億3000万人いるとされています、日本国内の愛好者も2000万人いるとされますが、沖縄県の調査では、空手道の発祥に地は沖縄である、と認知している人はなんとなく知っているを合わせて35%で、確かに知っているは1割ぐらいです、これは「本当の空手道が伝わっていないのではないか」と私は懸念します。せめて、空手道を修業するものは空手道の起源や歴史を少しは学んでおくべきではではないかと私見ですが私は思います。

各流派の方々が一同に会しての演武会、なかなか見れないですので皆さんの気迫のこもった演武を見て、パワーをもらったような気がしました。流派によっての技が違いますので大変勉強にもなりました。