毎日、テレビなどのニュースで新型コロナウイルスの事が報じられております。
NSNなども含めて、様々なことについて情報が日々変わり、行政も、各自治体によって
対応が違っており、どれが真実の事なのか、何を信じればよいのか、疑心暗鬼になって
きています。しかし、物事は、どのような形でももいつかは終ります。
今に振り回されすぎると、心も体も疲弊していき、マイナスな事ばかりを考えてしま
います。正確な情報を吟味し、今、自分たちにできる事をやることが大切だと思います。
私は、日頃できない一般の道場生の稽古と、土曜日と日曜日の朝に、野外で子供たちと
稽古をしています。外だからリスクがないということではないですが、遊具や物に極力
触れずに、人との距離もある程度保って、という風に、考えられる対策をしながらやっ
ています。
ウイルスも大変ですが、それによっての2次的な事、毎日家にいて、ゲーム、テレビ、
SNSなどへの依存度が高くなりすぎると、後のことも心配になります。
青空の下で、他の人たちの迷惑にならないように、早朝から約2時間汗を流しました。もちろん
子供たちは、保護者の方々同伴で、帰ったら手洗、手洗いうがいなどは必ず行うように指導して、
お父さんお母さんたちもそれぞれに軽く体操などをしていました。
ウイルスの対策ももちろんしなければなりませんが、長期になっていくと、体力も低下をしてき
人間本来もっている抵抗力も落ちるのではないかと思います。なかなか難しいことですが、こん
な時にでも、心身共に健康でいるための努力はしていきたいと思います。
「憂き事のなほこの上に積もれかし限りある身の力ためさん」
昔の武士で、山中鹿之助が、詠んだ歌ですが、「次から次えと嫌なことが起こると諦めたくなっ
てしまいますが、この人は、戦に負け、森に追い込まれ、武器も壊れ、食べる物が尽きても、諦
めることなく、それどころか、さらなる試練よ来い!自分の力を試してやろう」といい自分を奮い
立たせたと言います。たとえ目の前に大きな壁が立ちはだかっても、忍耐と正しい心を持って乗り
越える決意をしましょう。限界の先にある景色は諦めなかった人だけが見ることができると、書い
てあります。この言葉をどうとらえるかは自分次第だと思います。