10月秋風とともに

10月になりました、1年が本当に早く感じられるのがこの季節あたりからでは

無いでしょうか、先日テレビを見ていましたら、1年が速く感じるのは、「大人に

なるにつけそれなりに皆いろいろな経験を積み社会のこともわかってきていて、

新しい発見や感動がないからだ。」というようなことを脳科学者の方が言っておら

れました。小学性のころは1学期が終わるのが長く感じられたはずだと、それは

常に新しいことが起こったり、興味がわくことが多かったり、初めての経験が多か

ったからだとも、その話を聞いて私も納得しました、年を取ると知らずに同じこと

を繰り返していて言葉を換えれば、守りに入ってしまっているのではないかと思い

ました。私も自己反省をしまして、もう一度空手の道を自分なりに追及してみよう

他の道場などにもうかがって教えを受けたいな、まだまだ私などでは現状にとどま

っててはいけないと思い、来月あたりからまだ体が何とか動くうちにそういう修業

の旅にでたい、仕事もあるので一度に長い時間は無理だが何とかやりくりをしてで

もやりたいそれがうちの空手の理念「挑戦」でもあると思い、弟子の人たちに話を

しました。そしたらある時夫婦で弟子の人がいるのですが、その嫁さんが「先生は

もう長くないっちゃが、病気で余命を宣告されたからそんなことをいいだしたっちゃ

が」といったというのを聞いて、めまいがしました。結構私としては燃えて話をした

つもりなのですが、人の受け取り方というのはさまざまだなと、私もまだまだ甘いな

と痛感した、秋の始まりでした。これから1年が充実して送れるように頑張りたいと

思いますので、勝手に殺さないでください。