前回の収穫はほとんど完敗でした。唯一春菊と玉ねぎの成長不足のものをとりあえずとって食してみまし
たが、むなしさがありました。とても道場生の子どもたちをよんで収穫をさせるなどには程遠い結果でし
た。先日高校の同級生が集まり飲んでいるときに、その中で家業を継ぎ農業をやっている修君がいたので
今、農園を借りて野菜つくりに励んでいるがうまくいかないので教えてくれと頼んだところ、修君曰く
「野菜は作るものではなく、買え、俺は教えん」と断られました。このことを知人に話すとそれは明言だ
と言ってほめていました。私的にはそれぞれの領分があるしそいつは農業にプライドをもっているのだな
となんとなく納得しました。しかしやめるわけにはいかんので雨の中、新しい土づくりから始めて、いくつ
かの苗を植えました。この梅雨が明けたらもう少しバリエーションを増やそうと思います。先ほどの修君に
は後日談があり、飲み会の時に私が来ていた、士学館のTシャツを欲しいと言っていたので、後日もってい
くと代わりにプロが作ったキュウリを山のようにくれました。さすがにプロは違う!
彼がそのTシャツを着て市場に行ったら、いろんな知らない人に声をかけられて大変な思いをしたので、外
には着ていかないとの事でした。
最後に写真に写っている後姿の人は誰でしょう、私ではないし、若くもないぶちぶちこことの多い方です。