2016年12月11日 第20回 全九州硬式空手道選手権大会
12月11日に福岡県春日市で開催されました。今年の最後を飾るにふさわしい内容の大会でした。
九州硬式空手道連盟 甲斐会長 挨拶
選手宣誓
形の部から始まりました。
組手の部
表彰式
閉会式
九州硬式空手道連盟 名誉会長 尾前先生による、選手・ご父兄・関係者の方々へのねぎらいと感謝の言葉で締めくくられました。
九州硬式空手道連盟 顧問 田中先生の閉会宣言で、大会を終了しました。
士学館の参加選手たち
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今回の大会は、みんな頑張って大勢の入賞者が出たことも素晴らしいことですが、それ以上に出場した選手全員が心身ともに成長した姿を見れたことが、何より嬉しかったです。
惜しくも負けた選手たちは、悔し涙を流しながらも、しばらくしたら気持ちを切り替えて他の選手の応援に回っていたり、入賞した選手も、2位・3位の結果に満足せず、負けた選手と同じように涙を流して悔しがっている選手もいて、お互い次に向かって励ましあう子供たちの姿は、今まであまり見られなかった光景です。
常日頃、先輩たちが『後輩を思いやって指導する』との教えが、少しずつできるようになっているのかなと思い、私も非常に感動していました。
今の自分に満足せず、次に向かって努力する。そして、人の事を考えてやれる、心配ができる人。これが武道をやる人の理想だと私は思っています。これらのことが少しでもできる人間になれば、社会人になっても必ず生かせると信じています。
来年もこの道場生たちと一緒に、私も成長したいと思いました。
【番外編】 前夜祭
春日市で大会前日に前夜祭が行われました。
大会前日なので、あまり飲みすぎないよう皆さん考えていますか?
年に2~3回の懇親会なので、色々な話で盛り上がりました。たまにしか会えないのですが、空手道という共通の集まりなので、長年の友と話をするようで、とても楽しい時間です。来年も、皆元気でまた会いましょう。
恵比須大祭
仕事を少し早めに切り上げたので、7時くらいに春日市に着きました。
今回のメンバーは、私と吉田指導員、西君です。
着いたとき、的屋さんなどが並んでいて、人通りも多く、「何かあってんのかな?」と思ってみていたら、十日恵比須大祭でした。
私も祭りが好きなので、前夜祭が終わったら寄ろうということで、帰りにぶらっとしました。
気持ち的には、正月が来たような気になっていました。
境内に行ってお参りをして、ふと見ると、西君が真剣に拝んでいまして、厄除けのお守りなどを2つも買っていました。
そして、開運と良縁を一生懸命に唱えているのを聞いて、今年は彼にとって2度目の試練の年だったというのを思い出し、その姿が可哀相になり、私と吉田君は彼に向って手を合わせました。
その時、吉田君が西君に「恵比須さんは商売の神様なので、自分の悩みなどを言われても迷惑やが!」と毒を吐いていました。
西君は「そうですか…」と悲しい顔をして、買ったお守りを見つめていました。
終わり。