2017年11月5日 拳心会 第56回 青少年大会
鹿児島で11月5日に定例の『拳心会 第56回 青少年大会』が行われ、審判と選手で参加しました。今回も約500名の出場選手が集い、レベルの高い大会でした。秋の大会は青少年なので、一般・シニアは出場しませんでしたが、どの試合も白熱しており、大いに盛り上がりました。
尾前大会会長あいさつ
選手が多く、会場が一杯でした。
組手試合
士学館女子三羽烏です。
お互いにいいライバル関係で、これからも士学館の男の子たちにはっぱをかけてほしいです。四元里桜音ちゃん(拳心会)が、ロシアの世界大会に出場している為、今回は志桜里ちゃん一人の出場でした。大会途中で連絡が入ったようで、世界大会で優勝したとの発表がありました。おめでとう!これからも姉妹で頑張ってください。
Aパート・Bパートで勝ち上がって来て、河野楓と池田千尋の同門対決でした。
【小学3年男子組手】 藤中将翔くん
いつもの努力の賜物です。これからも弟と競い合いながら、お互い頑張ってください。幼児の部
少年の部
今大会の目玉でした。まだはじめて半年も経ってなく初めての試合でしたが、恐れることなく前に出る組手をし、準決勝までいきました。これを自信にして、これからも頑張ろう。
今大会が初めてで、まだ半年くらいですが、Bパートの決勝まで上がった坂元周哉くん。Bパート決勝は、同門で猛者の中原優芯くんで、ここで力尽きましたが、何試合も勝ち抜きパート決勝まで上がってきたことは立派です。これからも頑張ろう。
Bパートを制して、Aパートの代表者とし決勝を戦い勝利した中原優芯くん。稽古に取り組む姿勢が真面目です。自主トレにも積極的に参加をし、勉強も頑張っている彼にこれからもカッコイイ先輩として頑張って欲しいです。
この大会で私の心を打ち抜いた池田瑞樹ちゃん。士学館で勝負に対する気持ちNo.1の子です。小学一年生ですが、保育園のときから常に前向きで、負けず嫌いで、何回も優勝していますが、自分の試合が終わってもパンフレットを片手に各コートを走り回り、士学館の他の生徒の試合をチェックしてくれていました。誰に言われたわけでもなく、この行動がとれることに私も感動しました。このまま成長して、世界大会を目指してください。
形試合
センスのある加藤凛太郎くん。自分の技にこれからも磨きを掛けてください。
【女子三年生 形 決勝】
ここでも士学館の同門の対決でした。組手でも決勝を争った「池田千尋」「河野楓」の両選手でした。お互いパートで勝ち上がってきたわけですので、実力は拮抗していました。これからもこの二人の決勝が見られるように頑張ってほしいです。
表彰式
【小学3年女子組手】
河野楓さん、池田千尋さん
お互いにくじけず、これからも頑張ってください。【小学1年女子組手】
池田瑞樹さん
瑞樹ちゃん、どこまで昇るのか楽しみです。【小学2年男子組手】
野元一志くん、児玉偉鳳くん
同じ檍道場、これからも競い合いながら成長してください。【小学4年男子組手】
佐竹渉憲くん、坂元恵哉くん
坂元恵哉くんも始めてまだ半年くらいで、初めての大きな試合でした。
佐竹渉憲くんといいライバルになり、お互いに頑張って成長してほしいです。【小学5年男子組手】
士学館の新しい三羽烏となって、後輩たちにいい影響を与えてほしい。
この三人の共通点は、文武両道です。【小学2年生 形の部】
野元一志くん
今回は気合十分で 組手も形も2位の入賞おめでとう。閉会式
最後の講評をさせていただきました。この大会はドラマチックな試合がたくさんあり、選手たちが一回り大きくなったと思います。これからもたくさん色んな経験をして、悔しい思い・喜び・仲間との絆を深めて、自分の将来につなげてください。
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番外編
不機嫌な審判。朝、早起きした為か?家庭内トラブルか?この顔が普通なのか?第三者から見ると、怒っている顔にしか見えない押川支部長(笑顔に明るい人生あり)
クールな目で試合を見つめる桜子ちゃん。その視線の先は、弟の試合・湯浅師範代に対する不満・押川支部長の顔が気に入らないのか?いずれにせよ、その醸し出している雰囲気は黒帯です。
池田家、三人娘。お母さんの血を受け継いで、これからも頑張れ!お父さんは四人目を目指します。
両チャンプが揃って試合観戦。どんな会話をしているのだろう…
お父さん、お母さんたちも一喜一憂です。
今回は番外編も子供たちが中心になりました。お父さんお母さん、次はもう少し使えるパフォーマンスをお願いします。 by toshi
2017年10月22日 剛武館55周年
第17回 全日本剛柔流空手道選手権大会
平成29年10月22日に『宮城野体育館(仙台市)』で行われました。私も大会顧問としてご招待を受けましたので、高野相談役・湯浅師範代と3人でいってきました。
ちょうど台風が来ていて、台風から逃げるように北に飛び、台風に向かうように帰ってきました。今大会は、全日本硬式空手道連盟会長でもある『日本剛柔流五代目宗家 千葉 拳二郎先生』が率いておられる剛武館の55周年記念大会でもあり、勉強をさせて頂くつもりで二人の弟子と行きました。
千葉先生の挨拶
千葉 幸二郎 七代目宗家の挨拶
全日本硬式空手道連盟
理事長 佐久間先生の挨拶九州硬式空手道連盟 会長 甲斐義明先生
宮崎県硬式空手道連盟 会長 桃井敏行
選手宣誓
組手試合と形とは別の建物で行われました。選手が被らないように考えて進行していて、スタッフの方々もキビキビと統制のとれた動きをしておられました。
高いレベルでの技の攻防が多く目が離せませんでした。一般の選手たちが掌底での攻撃が多かったのは参考になりました。
女子組手
形
決勝
剛武館 55周年記念演武
千葉 幸二郎先生 【十八(セーパイ)】
佐伯 拳信先生 【鶴法(カクファー)】
菅野 浄先生 【来留破(クルルンファー)】
佐藤 弘先生 【陳氏太極拳・三八式】
高橋 永次先生 【佐久川の棍】
丹野 秀樹先生 【一百八(スーパーリンペイ)】尚武館 真剣試し切り
佐久間先生
四国硬式空手道連盟 会長 笹岡 万稔先生
九州硬式空手道連盟 会長 甲斐 義明先生空手道に人生をかけてこられた先生たちと一緒の時間を過ごさせていただき感謝です。また病気療養中にも関わらず、この大会の為に病院を無理に退院され、出席された『日本剛柔流五代目宗家 千葉 拳二郎先生』には、武道人・空手家・漢としての生きざまを学ばせていただいております。
今回はお招きいただきまして、ありがとうございました。先生のお体の回復を心よりお祈り申し上げます。